初回文字情報

"その部屋はかつて小さなダンスホールでした。

かつてお酒を飲んで人々が踊る場所でした。

交わされた言葉、口づけられたグラス、踊り鳴らされた足音、揺れたスカートの影

今はかつてと呼ばれる無数の喧騒がそこには在りました"



『その一、カーテンと七つのスカート』

出演:水越朋×山田あずさ|矢嶋久美子(BATIK) & 伊佐千明(BATIK/21世紀ゲバゲバ舞踊団)|

Rie Tashiro|すナマき(高橋牧 砂川佳代子 from 時々自動)

衣裳・美術:桑原史香|企画・構成:前澤秀登


日時:3/2(土)14:00 18:00 2回公演(それぞれ開場は開演の20分前)

チケット: 予約2,500円(当日2,800円)

予約・お問い合わせ:sonoheya.no.odori@gmail.com

場所:Chapter2神奈川県横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)

2013年3月1日金曜日

水越朋×山田あずさ

水越朋さんと山田あずささん。
この二人は完全即興で、しかもこれまで全く接点の無い二人のコラボレーションとなります。



水越さんは、衣装/美術の桑原とのまだ雑談に近い企画打ち合わせの段階で
二人共から名前が出てきていて、実質一番最初に決定した出演者でした。
昨年話題となったBaobabの公演や、笠井叡さんの作品『虚舟-Utrobne-』で拝見し、
出演者にはそれぞれ様々に活躍している優れた若手ダンサーが揃っていましたが、
ひときわ目を引いたは小柄な身体をダイナミックに使う水越さんの姿でした。
懸命に、切実に踊りながらも、透明感を失わないダンサーだと思います。









水越朋
神奈川県の海と山の方に生まれ、田畑に囲まれのびのび育つ。桜美林大学在学時より木佐貫邦子に師事。ダンサーとして笠井叡、笠井瑞丈、北尾亘(Baobab)などの作品に出演。学生時より創作活動を始め、卒業後2年の沈黙を経て今年1ダンスがみたい!新人シリーズ11’にて『しかるべき場所』を発表。また2010年より内海正考(三味線演奏)とのセッション活動を開始、即興性の強い実験的な試みをコンスタントに発表している。




山田あずささんは、水越さんとは対照的にどうしても決まらなかった最後のピースでした。彼女の存在を思いついたときには胸中で小さくガッツポーズを取りつつ、
即パソコンを開き、携帯を握りしめていました(連絡先も知らないのに)。
都内の小さなライブハウスに巨大なマリンバやビブラフォンを持ち込み(僕が最初に見たのはドラマーとしてでしたが)ジャズ/即興界の猛者達と日々様々なセッションを繰り広げています。彼女の確かな技術とセンスのいいカラフルでシャープな演奏に注目している方も多いと思います。渋さ知らズのメンバーとして、またダンサーとの共演活動も頻繁に行っているようです。今回はヴィブラフォンでの参加になります。








山田あずさ
Marimba/Xylophone/Vibraphone/Drum
桐朋学園にてマリンバを専攻、マリンバを浜まゆみ、安倍圭子の両氏に師事。打楽器を佐野恭一、藤木佳之に、ドラムセットをJimanica、小山太郎の各氏に師事。即興演奏、Live活動の他、ワークショップなども行う。
WUJA BIN BIN、打楽器DuoMoMo」、渋さ知らズオーケストラ、林栄一&三毛猫などのユニット http://c-ritmo.com/


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その部屋の踊り その一、カーテンと七つのスカート
◉日時:3月2日(土) 14:00〜 18:00〜(2回公演)
◉場所:chapter2 (横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)

Rie Tashiro


主にストリートダンスのシーンで活動してきたダンサーです。

ダンスに魅了され、様々な公演を見始めて10年近く経つものの、
そのほとんどはいわゆる「コンテンポラリーダンス」と呼ばれるものを対象としていました。
…ストリート/ヒップホップだとかジャズ、フラメンコ、ベリーダンスなど、
まぁ、何でもいいのですが「カテゴライズされた踊り」として、知ったような気持ちでいて、
避けていたつもりはないけれど、あえて足を運んでいなかった多くの踊りがありました。
今は大きな後悔とともに反省しています。
ともあれ、少し視点を変えればすぐ近くの沢山のカッコいい人達がいるはずだと気付いたことは幸運でした。

現在すでに「ストリート系のテクニックをベースとするコンテンポラリーダンサー」は多いですし、
所謂「作品」を作り、横断的に活動しているストリートダンサーも多いですが、
昨年その中でも出色の印象を残してたのが彼女のダンスでした。
短い作品を2つ見ただけですが、アクロバティックなタイプではなく、
佇まいそのものに動的なエネルギーを感じるダンサーで、間接の流動感などストリート系のダンサーならではの
しなやかさがあります。話していても常に何かが漲っているかのような強い印象を受けています。
今回のイベントの一つのアクセントになるダンスになると思います



Rie Tashiro
18歳でダンスを始める。ストリートダンス、コンテンポラリー、民族舞踊等オールジャンルを取り入れたスタイルで作品を製作、都内を中心に活動。その他アーティストPV出演など。現在大学院修士課程在学。障害者とコンタクト・インプロヴィゼーションについて研究する。
info :rietashiro46@gmail.com


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その部屋の踊り その一、カーテンと七つのスカート
◉日時:3月2日(土) 14:00〜 18:00〜(2回公演)
◉場所:chapter2 (横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)

14時、18時とも現在ご予約がいっぱいとなりまして、両時間ともキャンセル待ちとなります。
当日、立ち見席を確保できるかどうか、調整中でございます。

キャンセル待ち、立ち見席(確保できた場合)をご希望の方は( sonoheya.no.odori@gmail.com )
までお問い合わせくださいませ。



2013年2月28日木曜日

桑原史香




『その部屋の踊り』ではもちろん身体が踊ります。
さすがに『その部屋』は踊ったりはしないかもしれないけれど、
息づかいぐらいは持っているものだと思います。

そのわずかな波をみなさんと一緒に体験できれば幸いです。

桑原史香
1988年岐阜県の山の裾野に生まれる。
テキスタイルについて学び、現在はパフォーマンスとそのまわりの美術、衣裳などを作る。
これまでに鳥公園、Q、ピーチャムカンパニー、神田彩香などの衣裳を担当。
昨年9月、企画/構成/衣装/出演をした『瞼は自分で閉じてくる』を発表。
『瞼は自分で閉じてくる』動画→  

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その部屋の踊り その一、カーテンと七つのスカート
◉日時:3月2日(土) 14:00〜 18:00〜(2回公演)
◉場所:chapter2 (横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)

14時、18時とも現在ご予約がいっぱいとなりまして、両時間ともキャンセル待ちとなります。
当日、立ち見席を確保できるかどうか、調整中でございます。

キャンセル待ち、立ち見席(確保できた場合)をご希望の方は( sonoheya.no.odori@gmail.com )
までお問い合わせくださいませ。


2013年2月27日水曜日

矢嶋久美子×伊佐千明 デュオ



黒田育世さんのカンパニー「BATIK」で壮絶なダンス作品を踊り続ける、
美しくも鋭い眼光を持つ二人のデュオ作品です。

BATIK外ではほぼ見ることが出来ない矢嶋さんの振り付作を
BATIKのほか、21世紀ゲバゲバ舞踊団でも活躍する伊佐さんと踊っていただきます。
彼女の作品をこういう場所で見るのはレアです。新作です。













矢嶋久美子(BATIK)
群馬県出身。8歳の時に白鳩バレエ研究所でバレエをはじめる。太胡しずこに師事。ベルギーのHoger Instituut voor Dansへ留学し、コンテンポラリー、ジャズ、タップ、ドラマ、モダンダンス、バレエなどを学ぶ。卒業後帰国。伊藤キム振付「花の歴史」に参加。2004年10月よりBATIKの公演に参加。


矢嶋さんは、BATIKの中でもとりわけ美しいシルエットと芯の強い身体を持ち、同時に風変わりなキャラクターの持ち主でもあります。彼女はこの企画の中では最も古い仲です…といっても4年くらい。
ともあれ、まだダンスの写真を撮り出す前からの友人で、はじめてのダンサーとのフォトセッションも矢嶋さんでした。その体験はとても大きく、その後の自分の活動に大きく影響した人です。














伊佐千明(BATIK/21世紀ゲバゲバ舞踊団)
6歳よりクラシックバレエを習う。大学よりコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子に師事。2008年よりBATIKに参加。国内外のツアーに出演。11年に21世紀ゲバゲバ舞踊団を結成しダンストリエンナーレトーキョー2012に参加。他、演劇や音楽PV、CMに出演するなど活動の幅を広げている。


伊佐さんはこの企画の話が来た時に最初に考えていたダンサーの一人でした。
顔は可愛いですが、どんな空間や作品でも自分の踊りを踊ることが出来る強度と自由度を持ったダンサーと認識しています。
BATIKだけではなく、昨年話題になった「21世紀ゲバゲバ舞踊団」のメンバーでもあり、この一年間演劇や自身の作品を含め、様々な公演に出ずっぱりですが、今回の矢嶋作品でも力のある踊りを見せてくれるはずです。

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その部屋の踊り その一、カーテンと七つのスカート
◉日時:3月2日(土) 14:00〜 18:00〜(2回公演)
◉場所:chapter2 (横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)
ご予約 → 

現在、14時の回は残席僅少となっております。
お早めのご予約をおすすめいたします。
18時の回につきましては満席につき、キャンセル待ちとなります。
18時の回のキャンセル待ちをご希望の方は
メールにてお問い合わせくださいませ( sonoheya.no.odori@gmail.com )。

2013年2月25日月曜日

すナマき


「時々自動」のメンバーである砂川佳代子さんと高橋牧さんのユニットで「すナマき」さん。

「すナマき」としては昨年5月の結成以来ライブハウスで音楽や朗読を中心に活動していますが、
今回はお二人には歌とリーディング、いくつかのパフォーマンスという形で参加してもらいます。
つまり色々ってことです。

クラリネットやサックス、アコーディオンにウクレレなど多様な楽器を奏でつつ、
役者/パフォーマーとしてそれぞれ様々な舞台に出演しつつ
最近ではバストリオや悪魔のしるし等々)、
時々自動の公演ではポアントで動くパフォーマンスもあったりと…踊りもするお二人の存在は、
今回の公演において鍵になりそうです。


すナマき(fom時々自動)
演劇バンド「時々自動」メンバーの高橋牧(マき)と砂川佳代子(すナ)の2人ユニット。
ウクレレ、アコーディオン、うた、詩などを中心に、ライブハウスで活動中。


高橋牧
埼玉県出身。演劇活動を経て2007年より時々自動に加入。ウクレレ片手にアコーディオンもひょいと背負ってぴょんぴょんしながら歌ったり踊ったりしゃべったりする。




















砂川佳代子
2005年以降の時々自動の全作品に出演し、パフォーマー、映像、ウェブなどを担当。クラリネット、サックスを吹く。また、Self-Portraitを中心とした写真の展示等の活動もする。

















さて、そんな二人が所属する時々自動では、本公演「その部屋の踊り」が終わると3月13日に今井次郎さんの楽曲を新旧メンバー&多数の豪華ゲストで演奏する特別なライブがあります!!

時々自動スペシャルコンサート
『ほとんど全部今井さん』
2013年3月13日(水)


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その部屋の踊り その一、カーテンと七つのスカート
◉日時:3月2日(土) 14:00〜 18:00〜(2回公演)
◉場所:chapter2 (横浜市長者町9-159 長者町アートプラネット2階)
ご予約 →